北海道のスウェーデンヒルズへ

母と「スウェーデンヒルズ」にパスタが美味しいランチを兼ねて遊びに来ました。



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スウェーデンヒルズ」は”当地を訪れたスウェーデン人が「ストックホルム郊外にそっくりだ」と言ったことをきっかけに「スウェーデンハウス」が設立され、当地区を開発することになったのが始まり”らしいです。

中には展示スペースやオリジナルガラスや木工房などの体験コーナーなどあリます。

北海道 スウェーデンヒルズ

北海道 スウェーデンヒルズ

スウェーデンヒルズ」の紹介

Screenshot of www.swedenhills.jp

 

 

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日本 > 北海道 > 石狩郡 > 当別町 > スウェーデンヒルズ
スウェーデンヒルズ
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スウェーデンヒルズの位置(北海道内)
スウェーデンヒルズ
スウェーデンヒルズ
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日本
都道府県 北海道
石狩郡
市町村 当別町
人口
(2017年(平成29年)5月1日現在[1]
 • 合計 782人
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
061-3777
市外局番 0133[2]

スウェーデンヒルズは、北海道石狩郡当別町の地名[3]。森に囲まれる形の近自然型の住宅地である[4]。2017年(平成29年)12月現在の人口は約782人[5]郵便番号は061-3777。

地理

石狩郡当別町西部の小高い丘の上にあり、スウェーデン北欧建築が立ち並ぶ住宅地となっている[6]

南部には北海道道81号岩見沢石狩線保安林がある。

地区の特徴

  • 「北海道街づくり功労者知事表彰」受賞
  • 「北海道まちづくり100選」選出[3]
  • 電柱が無く、電線電話線をすべて地下に埋設している[5]
  • 住宅スウェーデンハウス(北欧型住宅)で統一している。北欧風のかわらが葺かれたとんがり屋根を持ち、外えんじ色[7]ファールン赤)。窓は3層ガラスの木枠サッシとなっているほか、住宅全体を断熱材で覆う形となっており、冬場などに断熱効果を発揮する[5]

歴史

当地を訪れたスウェーデン人が「ストックホルム郊外にそっくりだ」と言ったことをきっかけに「スウェーデンハウス」が設立され、当地区を開発することになったのが始まりである[5]

当別町役場によると、スウェーデン国王より「日本との交流のための足掛かりがほしい」と依頼されていた元スウェーデン大使都倉栄二が1978年(昭和53年)に同町にゴルフに訪れた際に、ストックホルム郊外の町並みや気候風土の似ていることから交流拠点の建設を提案、翌年民間の宅地開発業者「北洋交易」が「スウェーデン村計画」を提示し、町が誘致を表明した[8][9]

1984年(昭和59年)から分譲が開始され、1985年(昭和60年)秋に最初の住民が移り住んだ[5]

1987年(昭和62年)の初めごろまでは住んでいたのが1世帯のみであったため、管理センターが地区内の道路の除雪を全面的に行うことで冬場の生活機能を維持した[5]

当地区が開発されたことも関係して、1987年(昭和62年)に当別町がスウェーデンのレクサンドと姉妹都市提携を行い[10]、1990年(平成2年)3月にスウェーデン国王が来訪している[5]

スウェーデン国王の来訪をきっかけに当地の最寄り駅である石狩太美駅(現・太美駅)がスウェーデン風に改築され[5]、1990年(平成2年)11月4日に新装開業した[11]

年譜

  • 1979年昭和54年):宅地開発業者により「スウェーデン村計画」が提示される。
  • 1986年(昭和61年)8月:交流の拠点となる「(財)スウェーデン交流センター」が完成[12]
  • 1987年(昭和62年):スウェーデンのレクサンドと姉妹都市提携を調印[10]
  • 1990年(平成2年)
    • 3月:スウェーデン国王が来訪[5]
    • 11月4日:石狩太美駅(現・太美駅)をスウェーデン風に改築[11]

文化

スウェーデン交流センター

地区の中心には1986年(昭和61年)8月に開設[12]。イベントなどが開催されるホールのほか、ガラス工芸などの工房もあり、芸術家が活動拠点とすると共に、工芸教室なども開かれている[5]

夏至祭

夏至の前後には北欧風の夏祭りである夏至祭が行われる[13]

この祭りではシンボルとして、高さ約10mの白樺の木柱を小枝や葉で飾って愛と自由、永久の緑などを表すとされる「マイストング」を広場の中心に参加者たちの手で立てられる[14]

その「マイストング」を囲んで周囲でフォークダンスを踊るが、その際に北欧の民族衣装を着て踊る人も見られる[15]

「マイストング」を立てる際には郷土芸能の当別太鼓が打ち鳴らされるなど、北欧と地元の伝統が入り混じるのも特徴である[14]

スウェーデンからの留学生が札幌周辺にいる場合には招かれ、一緒に参加することもある[16]

2024年 ( 令和6年) の当別町第39回夏至祭は、6月23日(日)に当別町北欧の風 道の駅とうべつとスウェーデンヒルズ内スウェーデン交流センターとスウェーデン公園で開催される[17]

交通

施設

公園・広場

  • ヴェステン公園
  • エステン公園
  • スウェーデン公園
  • レクサンド公園
  • ルンド公園
  • テニスコート・公園
  • ニルスなかよし広場

脚注

  1. ^ 当別町 (2017年5月1日). “行政区別住民基本台帳人口”. 当別町. 2017年5月20日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月20日閲覧。
  3. ^ a b “まちづくり HOKKAIDO 100選 スウェーデンヒルズ(石狩管内当別町獅子内)” 北海道新聞(北海道新聞社) 1988年4月8日
  4. ^ “点景 札幌圏の息吹 2 おとぎの国” 北海道新聞(北海道新聞社) 1990年6月29日
  5. ^ a b c d e f g h i j k 武沢昌英(2013年12月15日) “駅 人 話 石狩太美駅” 朝日新聞(朝日新聞社)
  6. ^ “真上から拝見 5 スウェーデンヒルズ 当別町 くねくね「日本の北欧」” 北海道新聞(北海道新聞社) 2002年10月9日
  7. ^ “スウェーデン特集 いま 新たな北方圏のきずな とんがり屋根がシンボル 当別町のスウェーデンヒルズ” 北海道新聞(北海道新聞社) 1990年3月15日
  8. ^ レクサンド市との姉妹都市交流 当別町役場、2014年2月11日
  9. ^ 国際交流から得た地域づくり 開発こうほう、2004年4月
  10. ^ a b “レクサンド訪問団が出発 町長ら13人 提携15周年を記念” 北海道新聞(北海道新聞社) 2008年6月21日
  11. ^ a b “自慢のわが駅 北欧のムード” 北海道新聞(北海道新聞社) 1990年11月5日
  12. ^ a b c “北欧の情緒たっぷり スウェーデン交流センターが開館” 北海道新聞(北海道新聞社) 1986年8月29日
  13. ^ “北欧風の夏を満喫 夏至祭に2000人参加” 北海道新聞(北海道新聞社) 2002年6月25日
  14. ^ a b “夏に感謝、300人-当別町で「夏至祭」前夜祭開く” 北海道新聞(北海道新聞社) 1992年6月21日
  15. ^ “太陽に感謝のダンス 北欧伝統 夏至祭、4000人祝う 当別” 北海道新聞(北海道新聞社) 2006年6月20日
  16. ^ “当別のスウェーデンヒルズ 夏至祭 音楽で祝う 「マイストング立て」に歓声” 北海道新聞(北海道新聞社) 2005年6月21日
  17. ^ 第39回夏至祭


関連項目

外部リンク

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source: https://ja.wikipedia.org/wiki/スウェーデンヒルズ

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